180SX 製作日誌
燃料フィルターから余っているガソリンを出して見るとかなり汚れたゴミが出てきました。いつ替えたのか分からないけど走行距離は10万キロ位ですので、新品にします。
ノーマルインジェクターだとブースト1キロ位で足りなくなってしまうのでインジェクターをニスモ555tに交換します。
インジェクターOリングは付属してこないので純正新品を取り付けます。

フューエルレギュレーターもニスモに交換します。
純正の燃圧は赤ヘッドと黒ヘッドで若干違います。
もちろん黒の燃圧で合わせます。
普通インジェクター交換する場合は、Z32エアフロを使いますが、アルティメイトを使う場合、オプションのブーストセンサーを付ければノーマルのエアフロで計測できなくなった所を補うことが出来ます。
ちなみにデータロガーで計測するとブースト0.8位でエアフロ5.2V出力されていて完全に容量不足です。
画像中央付近にブーストセンサー、メーター用ブーストセンサー、燃圧用センサーを取り付けています。
燃料ポンプをニスモ製に取り替えます。
S13用専用設計でOリング、クリップ類も付属しています。
加工は付属のスペーサーを取り付けるための穴を開けることと
一部パイプをカットする必要があります。
ニスモポンプを付けたところ。
ポンプ流用でGTR純正を流用すると言う話を聞きますが、R33,34用は突然動かなくなるトラブルが多いですね。
R32用は止まることは少ないんだけど、燃圧がドロップすることが多くて、たとえば、ブースト0の時、燃圧3.2キロだとすると、ブースト1.3キロの時は燃圧4.5キロになりますが、ある日突然、ブーストはかかっているのに燃圧は落ちていくトラブルがでます。
最近のレスポンスのいいタービンを付けていてピストンが溶けてブローしている人は要注意です。
燃圧計を付けて確認するとすぐ分かりので付けた方がいいメーターです。
後、純正ピストンは900度位で溶けますので排気温度計も付けとくといいですね。
当方ではニスモポンプを付けてのトラブルは一度も出ていないですね。
付属のOリングに替えて元通りに組み付けて終了です。
純正のエキマニに排気温度計を付けるのに斜熱板にホルソーで穴を開けてマーキングしてドリルで穴開け→1/8タップを立ててセンサーを取り付けます。













圧縮圧力を測ります。1番から順に11 11 10.2 10キロでコンディションはあんまり良くないですね。出来ればO/Hしたいですね。
このエンジンではそこそこのブーストで抑えないと壊れそうですね。セッテイングの参考します。