今回はキャスター7°から2.5°に変更、デフロックのテスト行います。
  西ショートで走行してみます。
フロント荷重移動を使った振り返しではステアリング操作に関係なくスピンしてしまいます。
スピードは関係ないようですね。
振り返しを遅くするとスピンはしないね。
アッパーアーム左右入れ替えでキャスターが大きく変わったのだけど、調整が出来ればもう少しテストしたいね。

今現時点で原因を考える
キャスターを立てた事でカウンター時のタイヤが路面に対してキャンバーが左右タイヤ+−どちらにも変化が小さくなっています。
それはタイヤ接地面積が広くなっているって事でカウンターを当てる量が多いほど左右差がトーアウトになります。
通常のキャスターなら外輪ポジキヤン、内輪がネガキャンになり、Fタイヤがスリップしながら走っています。
つまり、左右差があるとブレーキが掛かるんです。
キャスター起こした事でFタイヤのグリップが上がり強いブレーキが振り返し前からかかり振り返ししながら急激に解除、振り返したらそのままブレーキが掛かるのでスピンしていたと推測してみました。

ちょっと前にテストしていた鬼キャンバーの時は振り返しでスピンしずらかったんですよね。

※ここからはナックルのお話です。
ステアリングを切った時に左右差を付けるのに走行方向の90度より少し内側にタイロッドエンド取付け位置をずらす事をアッカーマン角と言います。(後方ステアリングラックの場合)
純正よりアッカーマン角を減らすと左右差が小さくなりフロントタイヤが転がる=ブレーキがかからないのでスピンしずらくなる、ブレーキがかかる深いカウンター角で安定するようになるので角度が付きすぎてしまうデメリットもあります。
車高、スプリングレート、タイヤ、リヤトラクション対策の仕様が人に寄って違うのでどこのナックルは良い、悪いと評価が分かれますね。
初心者〜上級者まで使えるナックルとはコントロール性をどこまで良くしているかポイントになります。

私が作ったナックル是非試してね(笑)。
   アッパーアームを元に戻して標準のキャスターに戻しました。
北コースでデフロックテストします。

まずデフロックについて基本的な事から
ロックしているのでデフ作動音(ガツガツ、バキバキ)はない。
車庫入れなどではエンジン回転上げないとエンストします。
また少しステア切っていれば坂道でブレーキ無しで止まります。
40q/h位まではステア切っても引きずり感が出ます。
高速道路で路面が悪くても真っすぐ走ります。

ドリフト走行してみるとアクセルにタイヤがダイレクトに反応します。
インリフトしないのでドリフト中にエンジンレブらない。
振り返しは安定90度ちょっとまでの角度なら全く不具合は無い、むしろいい所しかないって感じです。
ただ角度付けてイリュージョンすると戻らないね。
そしてデフをATSカーボンLSDに交換、どちらもファイナル3.9
デフ交換してたら宴会が始まりました(笑)
  後ろに走らせるイリュージョンではリヤタイヤ左右が路面スリップから回復するとフロントグリップが負けて戻る動きをします。
ステアリング切れ角以上に角度を付けられるのはいいけど戻るまでアクセル踏めないんですよね。
切れ角60〜65°位ならFタイヤが転がるのでアクセル踏めると考えています。

 
シルバー180SXのボンバーさんに遊んで貰いました。




白180SXはサブロク成功、イリュージョン走行も練習しています。
ナックルはVer.4で使い切ったらVer.5投入かな?

2015エビス夏祭り